2008年08月05日

ドメスティックバイオレンス その後

「先生、うちの娘、助けてください」

先日のDV被害のお客さんのお母さんから電話がありました。

「どうしたの?また乱暴されたの?」

離婚して元妻へ暴力をふるえば「ドメスティック」ではなく、ただの傷害事件になります。
「いや、ちがいます。またダンナのとこに戻っちゃったんです。」

「え?無理やり引き戻されたってこと?」

「いや、自分で帰っちゃったんです。」

「仲直りしたんですか?」

「さあ、でもまた乱暴されるに決まってます。あの男を刑務所に入れたいんですけど。」

「でも奥さん戻っちゃったんだから、許しちゃったんでしょ?」

「私はゆるしません。」

「でも、夫婦間で殴ったくらいで奥さんが許してたら、刑事事件にはなりにくいよ。」

・・・・どうやらヤクザとかヒモとかによくあるパターンのようです。
本人が本当に逃げたいと思わないと、いつまでもずるずる関係が続くことになるでしょう。
第三者から見れば「犬も食わない夫婦喧嘩」としか思われないでしょうし、私としても親身になって心配したのがバカバカしいという気持ちもあります。

しかし、父親が母親を殴るのを子供が見ている、母親が子供を叱り飛ばす、叩く、そんな家庭で育つお子さんのことを考えると、なんとかしてあげたい気持ちでいっぱいです。

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Posted by 万城目 淳 at 08:34│Comments(0)行政書士業務
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