2008年07月26日

ドメスティックバイオレンス

離婚問題についての相談。深夜ではなく、早朝6時前に電話が鳴りました。

前に仕事をさせていただいた外国人の方の姪で、クォーターの方でした。

ご主人の暴力で何度も怪我をさせられて、家を飛び出して実家に帰ってきたが、これからどうしたらいいかというご相談でした。

とりあえず電話で事情を聞き、お宅に伺うことにしました。


自宅へ伺う前に電話で県や市の女性への暴力問題担当者に相談、ドメスティックバイオレンス被害者の救済窓口を紹介いただいたので、そちらに同行することにしました。

窓口では親切に相談にのってくださいまして、離婚手続きやいろいろな福祉関係の補助申請の手続きなどについても教えていただいたようです。

帰りの車の中で、被害者のかたは何とか先が見えてきたせいか、今度はご主人への怒りが再燃、慰謝料と養育費をどうやって請求したらいいかという話になってきました。

こちらは家庭裁判所が窓口になりますので、一度ご主人と電話ででも話しをして、誠意がないようだったら相談に行くことにしました。

良く考えると家庭内暴力をするような人はまともな交渉には応じないかもしれませんが、何事にも手順というものがありますので、順序を踏んでやっていくことをおすすめしました。
いきなり裁判所で慰謝料というのではなく、交渉しても応じないので仕方なく相談、調停申し立てという形のほうが裁判官(調停員)の心証も良いと思われます。


この件はたぶん続編があるかと思います。

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Posted by 万城目 淳 at 14:09│Comments(2)行政書士業務
この記事へのコメント
>家庭内暴力をするような人はまともな交渉には

飲むと人が変わって…という話をよく耳にしますが、そういう人では
ないのでしょうか?
わたしもDV被害経験者ですが、DVをする人ってスイッチが入らな
ければ暴力は起こさないような気がするのです。
問題はDVが日常的に行われていたという証拠ですね。

万城目先生の腕の見せ所ですかね。

続きを楽しみにしています。
Posted by 代表ug at 2008年07月26日 16:32
DVの加害者はかつて被害経験のある方が多いと言う話を聞いたことがありますが、我慢しないで解決の道を探すことが深刻な状態にならないためには必要ですね。
Posted by 万城目 淳万城目 淳 at 2008年07月28日 10:41
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